図面管理システム「ZUMEN」を運営する株式会社ファクトベースは、インサイトパートナーズが主導するシリーズCラウンドで2,850万ドルを調達しました。これは、インサイト・パートナーズによる日本企業への初めての投資であり、ファクトベースが日本および世界の製造業を変革する可能性に自信を持っていることを示すものです。.
日本の製造業は人手不足に直面しており、紙ベースのプロセスに大きく依存しています。ファクトベースは、設計から生産までの情報共有と受注管理を効率化する「ZUMEN」で、中小製造業のこうした課題解決を支援してきました。過去2年間で、売上高は約16倍、顧客企業数は約13倍に増加し、日本から世界12カ国に進出。.
今回の資金調達により、ファクトベースは海外採用を強化し、マーケティング活動を拡大し、2026年に欧州市場に参入し、ZUMENの機能を強化します。また、企業間連携や工場の自動化をサポートする新しいビジネスラインやシステムも計画しています。.
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ファクトベース は2年間で組織を6倍に拡大し、現在ではグローバルに11のオフィスを展開し、従業員の3分の1は日本国外からです。同社は、継続的な成長と将来のIPOに備え、エンジニアリング、セールス、カスタマー・サクセスの各分野で人材を募集しています。.

