IFSジャパン株式会社(IFSジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:田中良和、以下「IFSジャパン」)とPwCコンサルティング合同会社(本社:東京都港区、代表執行役社長兼CEO:辻本邦彦、以下「PwCコンサルティング」)は、電力、ガス、石油などのエネルギー産業をはじめとする施設を保有する企業の投資の最適化と資産管理の改善を目的とした協業を開始すると発表しました。両社は、日本のアセットマネジメントを取り巻く環境は複雑化・不確実化していると説明。その背景には、設備の老朽化の増加、労働人口の減少、熟練労働者の退職による技術・知識の喪失、市場競争の激化による設備投資先の厳選の必要性などがあり、このような環境の中で、設備の安全性・安定性を効果的・効率的に維持することが必要になってきていると述べています。これまでの設備管理は、特定の熟練工が経験を活かして故障のリスクやタイミングを見極め、必要なメンテナンスを入念に検討することで行われてきましたが、定年退職による技能や知識の低下により、その精度が失われつつあると指摘。
また、中長期的な設備投資計画は、手作業による情報収集・分析が必要なため、意思決定に時間がかかります。さらに、環境変化や保有設備の稼働状況、需要状況などを設備投資計画に反映させる必要がありますが、環境は複雑化しており、経験や勘による判断には限界があります。このような状況を踏まえ、今後は設備状態診断や予測分析といった高度なアセットマネジメントとともに、データドリブンな投資判断を実践していくことが重要です。これらは、各部門や事業領域が独自に行うのではなく、全社で実現する必要があり、そのためには外部情報も含めたデータ統合や業務改革が必要です。 アイエフエス 設備新設や修繕など中長期的な投資計画を最適化するCopperleafソリューションを提供し、設備リスクやコスト分析、データに基づく投資意思決定に貢献します。
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グローバルだけでなく国内でも導入が進み始め、高度な設備管理を実現する手段として注目されています。 PwC 外部環境が激変する中で、強靭で持続的な成長と競争力強化を実現するためのコンサルティングを支援。環境変化への円滑な対応とシステム適用を実現するため、設備投資や資産運用に関わる戦略策定から、EAMなどのシステム導入、業務改革や変革後の事業確立、人材育成、チェンジマネジメントまでを総合的に支援します。協業による両社の強みを結集し、関連施策を一体的に提供することで、企業投資とファシリティマネジメントの全体最適という変革の実現を目指します。
ソース ヤフー