株式会社サピートは、株式会社ユカリアが立ち上げた病院と患者のコミュニケーション支援製品「ユカリアマージ」のAI機能の設計・開発・実装を担当しました。
医療現場における説明業務の負担を軽減し、患者・家族への円滑な情報提供を支援することを目的としています。
「ユーカリ・アメルージュ」は、外来・入院・退院後の各段階において、病院と患者・家族をつなぐコミュニケーション支援製品です。
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医療が高度化し、患者さんのニーズが多様化する中で、医療従事者にかかる説明業務の負担は増大し、限られた診察時間の中で対応するには限界があります。
健康診断や予防接種の案内、手術や入院に関する説明、術後のリハビリやセルフケアの方法など、患者さんが必要とする情報をタイムリーにわかりやすく提供する商品です。医療従事者が繰り返し説明する手間を軽減し、業務の効率化と患者さんの理解促進を同時に実現します。
サペート は、本製品のAI機能の設計・開発・実装を担当しました。情報分析からFAQの提示、自然言語での対応まで、患者さんにも医療関係者にも使いやすいシステムを構築しました。本機能の主な特徴は以下の2点です。
マルチモーダルな情報整理とFAQの自動生成
医療現場で使われる動画やPDFなど、さまざまな形式のコンテンツをAIが自動解析し、患者が抱きやすい疑問を事前に予測。画像、テキスト、動画を統合的に処理することで、「よくある質問(FAQ)」としてわかりやすい情報を提供します。
高精度自然言語処理技術
自然言語処理技術を活用し、患者の入力意図を的確に理解し、適切な表現で回答を提示。複雑な医療情報も、患者の立場に立ってわかりやすく再構築するよう設計されています。
ソース PRタイムズ