当社は、本日開催の取締役会において、2026年6月に退任予定の代表取締役社長兼CEO クリストフ・ウェバー(Christophe Weber)の後任として、ジュリー・キム(Julie Kim)(現 当社米国事業部門プレジデント)を選任することを全会一致で決議しましたのでお知らせします。なお、その前提として、2026年6月に開催予定の当社定時株主総会において、キム氏を新任取締役候補者として提案する予定です。なお、ウェバー氏は同総会終結の時をもって取締役を退任する予定です。
武田薬品の取締役会長兼指名委員会委員長である飯島彰己は、「クリストフ・ウェバーの卓越したリーダーシップの下でのこれまでの成功に基づき、取締役会は、ジュリー・キムを、新たな成長段階への武田薬品のリーダーに全会一致で選出しました。クリストフ・ウェバーは、過去12年間にわたり、タケダを競争力のあるグローバルな研究開発型バイオ医薬品企業へと変革し、長期的に持続可能なビジネスモデルを構築してきました。クリストフの事業発展への多大な貢献と、今後1年半にわたるジュリーへの継続的なリーダーシップと指導に感謝します。Julieは、米国事業部門や血漿由来治療薬事業部門のリーダーを務めるなど、タケダにとって多くの貢献をしてきた優れたリーダーです。彼女は経験豊富であり、タケダの価値観に基づいて経営判断を下し、タケダの企業文化を守り、世界中の患者さんに貢献してくれるでしょう」と述べています。
選考プロセスについて飯島氏は、「複数年にわたるサクセッション・プランニングを経て、取締役会は社内外の候補者の中からジュリー・キムが最もふさわしいと判断しました。指名委員会および取締役会による選考プロセスは慎重かつ適切に行われました。"
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「私は、円滑な引継ぎ計画を確実にするため、取締役会と数年にわたり協働してきました。当社の力強い成長見通し、2026年後半以降に期待される新製品の発売、そして今後数年間で予想される独立取締役会の交代を考えると、今が後継者を指名する適切なタイミングです。取締役会がジュリーを選んでくれたことに感激しています。クリストフ・ウェバーは、「私は、ジュリーがタケダに入社してからの6年間、共に働き、彼女の価値観、知性、勇気、そして同僚や患者さんへの献身を目の当たりにしてきました。
ジュリー・キムは、「武田薬品は素晴らしい会社であり、そのリーダーに抜擢されたことを光栄に思います。クリストフの素晴らしいリーダーシップのもと、武田薬品は、有望な後期パイプラインを有するグローバルなバイオ医薬品企業となりました。私は、タケダの240年以上にわたる歴史に根ざした揺るぎない価値観に基づく企業文化を守りながら、このような優秀な人材と協働し、タケダを次のステージへと導くことができることを大変嬉しく思います。患者さん、株主の皆さま、そして社会に長期的な価値を創造し、貢献できるよう、取締役会、タケダの経営陣、そしてすべての従業員とともに努力してまいります」と述べています。
ソース ビジネスワイヤー