順天堂大学からスピンアウトした東京のバイオベンチャー、株式会社リエアは、プレシリーズAで6億8500万円の資金を調達しました。この資金調達により、同社の再生医療プラットフォームが前進。今回の資金調達ラウンドには8社が出資。トッパンホールディングス、久光製薬、アサヒグループジャパンなど。
Reair社は、細胞療法RE-01に取り組んでいます。これは患者自身の末梢血単核球を使用します。この治療法は難治性の虚血性下肢潰瘍を対象としています。これらの潰瘍は標準的な方法では治療が困難です。この資金は次の段階の臨床試験を支援するものです。これらの医師主導治験は2025年に予定されています。初期の臨床試験では、潰瘍の完全治癒、痛みの軽減、治療による有害事象の発生なしという有望な結果が得られています。これは、この治療法が安全で効果的であることを示しています。
Reair社は、RC-01の臨床研究も進めていきます。本製品は、微小血管障害に関連する疾患を対象とした自己細胞を用いた治療薬です。再生医療等安全性確保法に該当。
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今回の資金提供は、患者固有の再生治療にとって大きな一歩です。慢性血管疾患に対する細胞治療への関心が高まっていることを示しています。 リア は、その科学性を証明し、規制を満たすことに重点を置いています。そうすることで、臨床でより広く受け入れられるようになるでしょう。

