ライフサイエンス業界に特化したSaaSソリューションの世界的パイオニアであるVeeva Systemsの日本法人であるVeeva Japan株式会社は、キンコーズ・ジャパン株式会社とパートナーシップ契約を締結し、ライフサイエンス業界向け規制コンテンツ管理アプリケーション「Veeva PromoMats」とキンコーズのオンデマンド販促物管理クラウド「MPM(Marketing Print Management)」のデータ連携を開始します。.
製薬企業では、MR(医薬情報担当者)が作成する医師向け販促物のデジタル化が進む一方で、紙で確認したい、院内で共有したいなど、紙媒体のニーズは依然としてあります。しかし、従来はVeeva PromoMatsに蓄積された素材データを依頼・入手し、販促物管理クラウド「On-Demand MPM」にアップロードして印刷を依頼する必要があり、手作業やリードタイムの長さが課題でした。.
このような背景のもと、VeevaとKinko'sは、両社のシステム間で素材データの統合を可能にするパートナーシップ契約を締結しました。これにより、キンコーズはオンデマンドMPMから印刷発注を行う際に、Veeva PromoMatsから承認済みデータを自動的に取得できるようになります。MRやスタッフはデータ入稿やアップロードの手間が省け、印刷物の手配効率や情報提供のスピードが向上します。.
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また、今回の連携により、Veeva PromoMatsとオンデマンドMPM間のシームレスなデータ接続が可能となり、コンプライアンスを確保しつつ、資材発注の一元管理、販促物の迅速な印刷手配が可能となります。.
“「キンコーのオンデマンドMPMとVeeva PromoMatsは、ライフサイエンス業界における情報提供と販促物管理を新たなレベルに引き上げるでしょう。.
今回のコラボレーションのポイント
製薬会社と医療施設の双方にとっての価値
キンコーのオンデマンド印刷・データ処理技術は、MRや医療従事者が必要な時に必要な資料を利用できる環境を整え、迅速な情報伝達と業務効率の向上を実現します。.
コンプライアンスと業務ガバナンスのバランス
製薬会社が承認した真正なデータのみを使用するため、不正な改変を防止し、社内ルールに則った資材管理を行うことができ、製薬会社の管理体制を維持しながら、現場でのスピードと柔軟性を確保することができます。.
Veevaと統合した日本初の印刷製品
この統合により、Veeva PromoMatsとMPM間の直接的なデータ接続が可能になり、Veevaガバナンスの下で承認されたデータを使用した正確で安全な印刷が可能になります。.
製薬会社の担当者は、MPM上で必要な材料を選択し、発注するだけです。 キンコ‘から自動的にデータを取得します。 ヴィーヴァ を印刷することで、これまで必要だった申請、ダウンロード、再アップロードのプロセスが不要になります。.
ソース PRタイムズ

