株式会社日印メディア順天堂大学ヘルスデータサイエンス学部の山本健教授と共同で、日本の医師向けAIアシスタント「MedGen Japan」を放射線科医が活用するための事例を作成するプロジェクトを実施しました。
その結果、画像所見をテキストとして入力することで、放射線科医の鑑別診断リスト作成を支援するシステムを構築しました。
医師の労働問題は深刻で、働き方改革が始まっても解決には至っていません。特に放射線科は慢性的な医師不足。
メドジェン・ジャパンは、医師を代替するのではなく、医師を支援するAIの開発を目指しており、今回は画像診断における放射線科医の支援に活用できる例を作成しました。
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画像による鑑別診断では、経験豊富な医師がさまざまな病気の知識をもとに、それぞれの病気の可能性を評価します。一方、知識が不十分な場合は、漏れがないように文献を調べながら結論を出します。この手作業による文献検索も、仮説を立てて適切なキーワード検索を行うにしても、ある程度の知識がなければ簡単ではありません。
そこで、AIを活用して関連性や重み付けなど複数のパラメータを算出することで、上記文献の発見プロセスを効率化し、医師の知識インプットの大幅な効率化を目指すプロジェクトを実施しました。
ソース PRタイムズ