Lea Bio Inc.は、ベトナム全土に14の病院と7つのクリニックを展開するベトナム最大の民間医療ネットワークであるHoan My Groupが運営する医療機関と、現在Lea Bioが提供しているMEQUYの新規サービス開発または継続利用を目的とした覚書を締結したことをお知らせいたします。
近年、ベトナムの経済成長に伴い、医療ニーズが急速に高まっています。しかし、医師や看護師などの医療従事者の不足や、医療現場の過重労働は深刻な問題です。特に救急外来やプライマリ・ケアの現場では、限られた時間の中で患者の状態を的確に把握し、迅速なトリアージ判断が求められています。
このような状況に対し、リーアバイオが新たに提供する「MEQUY AIトリアージ」は、患者から得た症状や病歴などの情報をもとに、AIが初期評価を支援するシステムを提供することで、医療従事者の負担を軽減し、医療の質の向上に貢献することを目的としています。
こちらもお読みください: ConcertAI、がんAIツールにASCO®自動化を追加
一方、ホアンミーグループが運営する医療機関は、全国に多数の病院・クリニックを展開するベトナム最大の民間医療グループ。質の高い医療の提供に加え、デジタルヘルス導入にも積極的に取り組む最先端の医療機関として知られています。
両社は、ベトナムの医療分野における課題解決に向け、AI技術を活用した実用的なソリューションを模索する戦略的パートナーシップに合意し、今回の覚書締結に至りました。
今回の提携は、リーアバイオがこれまでベトナムの医療機関に提供してきた「MEQUY」サービスをさらに進化させ、ベトナムの臨床現場での実用化を通じて、医療の効率化と質の向上を実現することを目的としています。
2019年に日本法人を設立し、2022年にベトナム法人を設立したリーアバイオ。情報力で世界の子どもたちに平等な医療を届ける」をミッションに、予防・栄養・医療支援に関する技術開発を推進し、高齢者医療、生活習慣病予防、ベトナムでの栄養管理システム構築など、多方面で医療のデジタル化に取り組んでいます。
今回の提携により、リーア・バイオはホアン・マイ・グループと共同で、救急外来や内科外来での現場導入に向けた概念実証(PoC)を実施し、患者から得た症状や病歴などの情報をもとにAIが病気の緊急度や可能性を予測し、医療従事者がより迅速で正確な判断を下せるよう支援します。
ホアンミーグループにとって、医療プロセスを合理化・標準化するためのAIの導入は、質の高い医療サービスを持続的に提供するために非常に重要であり、今回の提携は両社のデジタルヘルス戦略における重要なマイルストーンとなります。
今後について リー・バイオ とホアンミーグループは、ベトナムの医療現場が抱える課題に対し、AI技術を活用した革新的なソリューションを共同で創出し、将来の全国展開や医療政策との連携を視野に入れた先進的な取り組みを推進してまいります。
ソース PRタイムズ