介護業界向け業務支援システムを提供するカイゴサプリ株式会社は、当社が開発・提供する介護記録システム「介護記録アプリ」に追加された新機能「グッドプラクティスシステム」について特許を取得しましたのでお知らせいたします。
認知症グッドプラクティスシステム」は、介護現場における認知症の方への最適な関わり方をAIが瞬時に判断する新機能です。の共同研究により開発されました。 カイゴ・スプリ と大阪市立大学大学院リハビリテーション科学研究科の田中裕之准教授が共同で開発し、現在、兵庫県内の2つの企業で実証実験中。
全国の介護事業所の「介護記録アプリ」に蓄積された支援データを活用し、被介護者の情報(年齢、性別、要介護度、認知症の種類など)、介護者の属性(年齢、性別、資格、経験年数など)、介護の時間や状況などを総合的に分析し、一人ひとりの被介護者に最適な関わり方をリアルタイムに提示するシステムです。
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これにより、介護経験の有無にかかわらず、誰もが安定的・継続的に質の高い介護を提供できる体制が整いました。
アセスメント → ケアプラン → 介入 → モニタリングのサイクルにより、ケアの質を継続的に向上させます。当社と大阪市立大学の研究により、介入の質が認知症の症状や行動の改善に大きく影響することが明らかになっています。
グッド・プラクティス・システムは、ケアの質を向上させるために、介入記録を分析し、実践的なフィードバックを提供するものです。これにより、従来は介護者自身の経験に頼っていた介護を受ける人との関わり方や、人材不足により若手介護者の育成に十分な時間を割くことができない現場の課題などを改善し、即戦力となる人材の育成を支援します。
ソース PRタイムズ

