日立システムズ神奈川県 メドみらい Ltd.、および 東京大学 は、2024年度AMED公募事業 "予防・健康づくりの社会実装に向けた研究開発基盤整備事業 "の一環として、MedMiraiの「行動変容促進アプリ」を活用した予防・健康づくりプラットフォーム(ヘルスケア社会実装プラットフォーム)の研究開発を実施しました。
今回の公募事業では、神奈川県が提供する匿名化された国保データベースから抽出した約100万件の実データを活用し、ヘルスケア社会実装プラットフォームの機能として「ダッシュボード」「AIエージェント」機能を備えた新たな分析プラットフォームを構築しました。
開発した分析プラットフォームのこれらの機能を活用することで、特定保健指導の受診状況の確認から支援内容の提案、個々のリスクに応じた保健指導文の自動生成まで、これまで保健師が多くの時間と労力を要していた業務を一貫して行うことが可能になりました。
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具体的には、保健指導を受ける人の健康状態の数値データをグラフや表に自動変換し、保健師の意思決定を支援する「ダッシュボード」機能と、一人ひとりの健康情報を把握し、適切な分析やレポート作成を支援する「AIエージェント」機能を搭載。
これにより、保健師等の業務負担が軽減されるとともに、データ活用の推進により、地域ごとの健康課題に対応したより個別性の高い健康増進施策の設計が可能となり、疾病予防の充実や健康寿命の延伸など、次世代医療の新たな施策の検討につながります。
ソース PRタイムズ

