DG Daiwa Venturesは、女性の健康をサポートするAllara Health社が、Index Venturesが主導するシリーズBラウンドで$26百万米ドルを調達したことを発表します。
DGDVはプレシリーズAラウンドからAllara Healthに投資しており、株主には本ラウンドのリード投資家であるIndex Venturesのほか、GV(旧Google Ventures)、前ラウンドのリード投資家であるHOF Capital、One Medicalの創業者であるTom Leeが名を連ねています。今回の資金調達により、Allaraの資金調達総額は$3,850万ドルに達しました。
アララ・ヘルスは、ホルモンバランスの乱れによる慢性疾患に悩む女性を対象に、自宅や提携クリニックでの診断、専門医や管理栄養士との連携による治療など、継続的なケアを提供する遠隔医療プラットフォームを運営しています。
女性の3人に1人以上がPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)、子宮内膜症、甲状腺機能低下症などの慢性疾患を患っていますが、慢性疾患患者の70%は適切な診断と治療を受けていません。その結果、不妊症、ハイリスク妊娠、肥満、糖尿病などを発症すると言われています。
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多くの新興企業が不妊治療や更年期ケアに重点を置く中、創業者兼CEOのレイチェル・ブランクは、自身がPCOSと診断された経験から、20代後半から30代前半の妊娠前の女性をターゲットにAllara Healthを設立。
アララ・ヘルスは、産婦人科医、看護師、内分泌専門医、ホルモン・代謝ケアに精通した管理栄養士など、幅広い専門家による包括的なアプローチと個別化されたケアチームをバーチャルに提供することで、女性が専門的なケアにアクセスしやすい世界を目指しています。
アララ・ヘルスは当初、患者負担のサブスクリプション・サービスとしてスタートしましたが、その治療効果が認められ、2024年には売上が前年比4倍に拡大する見込みです。また、大手医療保険会社(エトナ、ブルークロス・ブルーシールド、シグナ、ヒューマナ、ユナイテッド・ヘルスケアなど)との提携により保険適用が拡大。さらに、今回の資金援助により、アララ・ヘルスは正式に50州すべてでサービスの提供を開始しました。
ダイオードかんすうはっせいき は、"女性が直面するヘルスケアの不平等を解消し、女性が手頃な価格で専門的なケアを受けられる世界を実現する "というミッションを達成するため、アララ・ヘルスの事業拡大を引き続き支援していきます。
ソース PRタイムズ