日本最大級の事業用不動産データ分析プラットフォーム「estie Market Research」を中心に複数のサービスを提供する株式会社エスティは、不動産売買仲介業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する新サービスの開発に着手しました。
本サービスは、不動産仲介における煩雑な情報の整理や取引のマッチングにデジタル技術やAI技術を活用することで、取引の迅速化を図るものです。特に、物件情報や顧客情報などのデータを一元管理・連携しやすくすることで、売主と買主のマッチング精度を向上させ、業務負担を軽減する仕組みを提供します。
三菱地所リアルエステートサービス株式会社は、アーリーアダプターとして、不動産仲介業務に関わる複数のテーマについて実証実験を行います。
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不動産仲介業では、様々な資産の売買情報がやり取りされ、大手不動産仲介会社では年間数万件の情報を取り扱っています。物件の売主から受け取った情報は物件を中心としたデータベースに蓄積され、購入希望者の情報はCRMツールなどに蓄積されます。
物件の売主・買主双方にとって最適な不動産取引を成立させるためには、売主から入手した物件情報、都市計画法や用途地域などの公法情報、競合物件と比較した相場情報など、物件に関する総合的な情報を迅速に電子化し、資料として公開することが必要です。また、物件情報にマッチした買主ニーズをスムーズに把握・提案することで、最適な不動産取引が実現できます。
CRMツールの進化や不動産マーケットデータサービスの拡充など、デジタル化が進む昨今、保有データは多様化しています。さらなるデータ活用の機運が高まる中、物件データ、顧客データ、商談データなどの高度な統合・活用が求められています。
不動産仲介では、売主・買主の情報が様々なシステムに分散しており、データの一元管理と円滑な活用が課題となっています。特に、売主から受領した物件情報や関連資料の迅速かつ正確な管理は、適切なマッチングや市場分析に不可欠です。しかし、既存システムとの柔軟な連携が難しいケースもあります。
これらの課題を解決するために、私たちは、データ分析技術とデジタル・インフラストラクチャーを活用していきます。 エスティ 物件データと顧客情報を統合的に管理・活用できる環境を構築するため。
ソース PRタイムズ