住信SBIネット銀行は、日本IBMが提供するオープン系勘定系システム「NEFSS(Next Evolution in Financial Services Systems)」を、今後の成長に合わせて拡張可能な新アーキテクチャに進化させると発表しました。また、2028年初頭までにアマゾン ウェブ サービス(AWS)のクラウド環境に全面移行する予定です。同行は2007年の設立以来、最先端テクノロジーを活用し、預金、決済、融資などフルオンラインバンキングサービスを提供する「デジタルバンク」として成長してきました。現在、口座数は825万口座、預金残高は11兆円を超えています。
NEFSSは、インターネットバンキングの基幹システムとして長年にわたり安定稼働を続けてきましたが、将来の拡張性を見据え、ビジネスの成長に柔軟に対応できるよう、次世代クラウドベースのコア・バンキング・アーキテクチャへの移行を進めています。新アーキテクチャでは、3,000万口座を超えるデータ量に対応し、運用コストを約30%削減できる見込みです。さらに、安定性、可用性、拡張性、効率性の向上により、開発・運用のスピードと柔軟性が確保される見込みです。同行は、その実績からクラウド環境にAWSを選択。すでに稼働しているAWSアジアパシフィック東京・大阪リージョンをベースとした冗長化環境に、今回の会計システムが加わることで、同行の主要システムはすべてAWSに移行することになります。これにより、システム処理の効率化・迅速化だけでなく、障害発生時の迅速な切り替えや災害時の事業継続など、耐障害性のさらなる強化が可能となります。
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今後について 住信SBIネット銀行 は、AWS、日本IBM、キンドリル・ジャパンと協業し、ジェネレーティブAIなどの最先端技術を活用したプロジェクトの推進、技術サポート体制の拡充、お客様により安全で安定したサービスを継続的に提供するための環境強化を図り、サービスレベルの向上を目指します。
ソース ヤフー
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