ソフトバンクとみずほフィナンシャルグループ(みずほFG)は7月16日、汎用AI(AGI)を視野に入れた戦略的包括提携契約を締結したと発表。ソフトバンクグループと米OpenAIが共同開発したAIプラットフォーム「Cristal Intelligence」を金融業界に初導入。
みずほFGは、最先端のAI等を活用し、2030年度までに2024年度比約3,000億円の効果実現を目指し、①お客さまが24時間最適なサービスを利用できる体験の実現、(2)膨大な取引データや市場動向をAIで分析し、法人のお客さまが最適な融資や経営アドバイスを瞬時に利用できる体験の実現、(3)営業活動の生産性を2倍以上に向上、(4)付加価値の低い業務を最大50%削減、(6)コンタクトセンター関連の生産性を最大50%向上。両社は、これらの取り組みにおいて、みずほが保有するデータや知見と、ソフトバンクが保有するAIやデジタル技術、業務プロセス改革のノウハウを活用し、業務の標準化・高度化・自動化を加速させることで課題解決を推進します。
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みずほ は、最先端のAI技術を最適に活用することで、最高のカスタマーエクスペリエンスとオペレーショナルエクセレンスの実現を支える人材の採用・育成・評価・異動プロセスにAIを活用し、AIを使いこなす力、創造力、共感力など、人間ならではの付加価値を提供する能力の向上を目指します。また、両社は、日本固有の大規模言語モデルである「更科」をベースに、金融に特化した大規模言語モデル(LLM)の研究開発を開始します。 ソフトバンク の子会社であるSBイントゥイションズは、AGI時代に備え、金融業界におけるクリスタル・インテリジェンスやその他のテクノロジーの活用を加速していきます。
ソース ヤフー

