不動産投資FinTech企業のPieceは、東京大学エッジキャピタルパートナーズ株式会社が主導するシードラウンドにおいて、Novaterra、East Ventures、Gaiax、KSK Angel Fund、その他アジア・欧州のエンジェル投資家15社から総額273万ユーロ（約4.4億円）を調達したことをお知らせいたします。
Pieceは2023年5月に設立され、同年末に不動産の小口所有権取引ができるオンラインプラットフォーム「Piece」の提供を開始しました。主に欧州の不動産投資物件を取り扱っており、少額からの投資が容易。今秋には、不動産の端数所有権を取引可能にするセキュリティー・トークン「Piece Fractional Ownership」の販売を正式に開始。不動産所有権ごとにISIN（※）を取得し、EU域内の包括的な金融規制であるMiFID2にも対応。REITや不動産クラウドファンディングなど、従来の小規模な不動産投資商品では実現できなかった特徴を持つ、新しい不動産投資の形を提供します。
欧州では若い世代を中心にオルタナティブ・ファイナンスへの関心が高まっており、不動産分野での投資機会への期待も高まっています。Pieceは、歴史的な魅力と良好なコンディションを兼ね備えたイタリア国内の物件から取り扱いを開始し、スペイン、フランス、ドイツなど近隣諸国にもラインナップを拡大していく予定です。
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ピースのサービスは、少額から既に収益性のある物件に投資できる点や、全ての取引がデジタルで完結する点が、初期のユーザーから高く評価されています。今回の資金調達により、グローバル市場での本格的なサービス開始に向けて、製品のアップデートとチームの強化を図ります。
国際証券識別番号（International Securities Identification Number）の略で、国際証券コード規格ISO6166で定められた世界共通の12桁の証券識別コードのこと。
ソース PRタイムズ
