日立ソリューションズBSS株式会社は、サブスクリプションビジネスに必要な顧客管理・契約・請求・決済をサポートする「BSSsymphony サブスクリプションプラットフォーム」のマルチテナント版を7月3日より提供開始すると発表しました。"BSSsymphony "は、サブスクリプションビジネスの運営に欠かせない定額制や従量制などの複雑な料金設定、定期課金、契約、物品管理などをサポートするプラットフォームで、製造、通信、ガス、医療などさまざまな業界で導入が進んでいるといいます。
また、サービスの利用状況を可視化するダッシュボードを提供することで、顧客体験の向上にも寄与するとされ、SaaS型とオンプレミス型(パッケージ版)の両方で利用可能。従来、ユーザー企業が「BSSsymphony」で同一プラットフォーム上に新規事業やサービスを立ち上げる場合、個別にテナントを作成し、新たな環境を構築する必要がありました。
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しかし、マルチテナント対応により、事業責任者はシステムを再構築することなく、マスタの設定のみで、新規事業や新規サービスの顧客管理、契約管理、請求管理をすぐに開始することができます。また、複数事業や新サービスの管理についても、ユーザー企業の事業・販売会社・代理店ごとにデータアクセス権限を付与するなど、きめ細かな対応が可能で、事業管理者の負担軽減やシステムカスタマイズのコスト削減に貢献します。
ソース ヤフー