Freee株式会社 当社は、クラウド型会計システム「freee(フリー)会計」において、経費請求の各項目 にタグを付与できる「明細タグ機能」の提供を開始しましたので、お知らせいたします。従来、「freee 会計」では、経費申請ごとに部門タグ、セグメントタグ、メモタグを付与することしかできず、タグによる収支管理を徹底したい企業にとっては不十分でした。そのため、予算管理を行うためには、タグごとに経費申請を分けたり、承認後に手作業でタグを修正する必要があり、工数の増加や予算管理のミスなどの問題が発生していました。
今回、新たに「明細タグ機能」を提供することで、1つの経費申請書をさらに細分化し、申請書内の各行項目にタグを付与することが可能になります。これにより、ユーザーは、部門タグ、セグメントタグ、メモタグなど、各項目に適切なタグを付与して経費申請を行うことができるため、経理担当者が取引登録時に行のタグを変更する必要がなくなり、個々の経費ごとにタグで分類して管理することが可能になります。例えば、日常業務で「営業部門が計上する経費」と「人事部門が計上する経費」の2種類の経費が発生した場合、従来は「営業部門による経費申請」と「人事部門による経費申請」の2つの申請書を作成する必要がありましたが、今後は1つの申請書内で別々に計上することが可能になります。また、部門をまたいで複数の社員がプロジェクトにアサインされた場合、申請者ごとにタグを付与することができず、プロジェクトごとの予算管理・分析が困難でした。
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しかし、明細タグ機能により、明細にセグメントタグなどをプロジェクト管理タグとして付与することで、複雑な予算管理が可能になります。また、出張などの特定業務に対して基本給とは別に支給される日当やガソリン手当についても、支給条件や計算式をあらかじめ設定することが可能になりました。社員が経費精算を行う際には、経費区分を選択し、必要事項を入力するだけで金額が自動計算されるため、経費入力の手間を削減することができます。
ソース ヤフー