株式会社大和総研は10日、金融業界で活用されてきたクラウド基盤を活用し、企業のビジネスレジリエンスを高めるトータルシステム基盤ソリューション「D-Suite」を4月1日に発売すると発表しました。D-Suite」は、ビジネスレジリエンスの実現に不可欠なマルチクラウド運用を支援する「マルチクラウド共通基盤」を中心に、業務とシステムのあるべき姿を描く「システムグランドデザイン策定」、あるべき姿を実現する「クラウド移行・構築」、社内のシステム開発・運用人材を育成する「教育パッケージ」、クラウド活用のバックオフィス業務を支援する「AWS請求代行」などのソリューションで構成。システム基盤戦略策定」「先進技術活用」「運用・セキュリティ強化」「人材育成」「バックオフィス運用支援」の5つの側面から企業のクラウド活用を最適化し、ビジネスの強靭性向上を支援します。
D-Suiteを構成する主要ソリューションのうち、「D-Suiteマルチクラウド共通基盤」は、複数のクラウド運用に必要な運用監視、セキュリティ、ネットワーク機能を共通で提供する共通基盤サービスです。クラウド運用に必要な機能をお客様自身で構築するには多大なコストと時間がかかりますが、「D-Suite マルチクラウド共通基盤」を利用することで、高いセキュリティと信頼性が求められる金融業界においても、安価かつ短期間でマルチクラウドの運用環境を導入することができます。
"D-Suite PAM(Privileged ID Management)"は、D-Suite Multi-Cloud Common Platformのセキュリティ機能の一部として、または単体で利用できる特権ID管理ソリューションです。特権IDアクセスが必要な業務を行う際、作業者は個人IDでD-Suite PAMにログインし、自動的に特権IDでシステムにアクセスできるため、作業者に特権IDやパスワードを教える必要がありません。特権IDの管理に必要なシンプルな機能に特化しているため、作業者・管理者・監査人の負担を軽減します。「システムグランドデザイン策定」では、「IT施策のゴール」を示し、システム化のグランドデザインと実施計画を策定します。「クラウド移行・構築」では、高セキュリティで安全なシステムのクラウド環境への構築・移行・運用を支援します。社内システム開発・運用を目的としたクラウド人材の育成を支援する「教育パッケージ」。
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また、"AWS請求代行 "も行っています。AWSを利用する際に直接契約を結ぶのではなく、DIRの請求代行サービスを利用することで、お客様はAWSのサービスを割安で利用することができます。 DIR は、金融機関やインフラ企業のシステムに求められる厳しい基準をクリアした基幹システムを運用しており、今後もこの知見と技術を活かし、お客さまのビジネスのさらなる成長と社会・経済の持続的発展に貢献していきます。
ソース ヤフー