株式会社TISは5日、米ペガシステムズ社と2025年1月にパートナーシップ契約を締結したと発表。TISは、ペガシステムズのローコード開発とBPM(ビジネスプロセス管理)機能を組み合わせた「Pega Infinity」を活用し、主に柔軟性・俊敏性の高いフロントエンドを必要とする金融業界や、複雑なビジネスプロセスを抱える企業向けに、ソリューションの企画、導入支援、導入後の運用・保守を提供することで、フロントエンドの効率的な開発、可視化、改善、ビジネスプロセスの自動化を実現します。これまでTISは、"Xenlon-神龍モダナイゼーションサービス "を通じて、金融機関などの基幹業務を担う企業向けに、COBOLなどのレガシー言語からJavaへのバックエンド言語のモダナイゼーションを推進してきました。一方、多様化する市場・顧客ニーズや不定期・突発的な製品改訂の必要性から、Pega Infinityに代表される業務プロセスのフロントエンド開発・可視化・改善・自動化のニーズもあることが分かってきました。そこでTISは、ペガシステムズとパートナーシップ契約を締結し、Pega Infinityを活用した柔軟性・俊敏性の高いフロントエンドを構築するとともに、機動性・堅牢性が求められるバックエンドについては、引き続き「Xenlon - Shenlong Modernization Service」を活用して構築することで、よりお客様のニーズに合った基幹システムのモダナイゼーションを支援します。TISは、「Pega Infinity」を活用したソリューションの企画から導入支援、導入後の運用保守までを提供します。Pega Infinityは、フローや詳細項目の追加・削除が容易なケース管理方式を採用。業務フローの刷新や管理方針の変更に迅速に対応し、顧客エンゲージメントを向上させます。また、エンタープライズ型のジェネレーティブAIを搭載しており、テストデータの自動生成やユーザーインターフェース設計の自動化など、高品質で効率的なビジネスプロセス開発を実現します。また、主要なCRMツールなどと連携可能なAPIを標準搭載しており、追加開発なしで様々なシステムやワークフローを連携させることができ、ローコードで簡単に各種サービスのフロントエンドと連携することができます。
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TISは、金融分野における豊富な知見とノウハウを活かし、前提となる業務知識やシステム連携のポイントが必要となるPega Infinityの導入を支援。システム面だけでなく、業務面も含めた安全かつ大胆なDX対策の推進を支援します。長期的かつ段階的なモダナイゼーションによる競争力低下を防ぐため、柔軟性の高いフロントシステムをいち早く構築。 ペガ APIを標準装備し、主要CRMツールとの連携が可能な「Infinity」。一方、安定稼働と品質維持が求められるバックエンドは、「ゼンロン-神龍モダナイゼーションサービス」などのマイグレーションサービスを利用して再構築し、業務の安定性を確保しながらフロントエンドからバックエンドまでシームレスなモダナイゼーションを実現しています。BPMは試行錯誤を繰り返しながら、徐々にサービスの適用範囲を広げていくものですので、「Xenlon-神龍モダナイゼーションサービス」のようなマイグレーションサービスを利用することで、業務の安定性を確保しながら、フロントエンドからバックエンドまでシームレスなモダナイゼーションを実現しています、 TIS 国内外のユースケースやテンプレートを活用したベストプラクティスの提案でサポート。心理的・物理的なハードルを下げるなど、業務最適化に取り組みやすい環境を提供します。TISは、金融モダナイゼーションソリューションのラインアップとして、柔軟性の高いフロントシステムの構築ニーズを持つ金融業界各社への提案を推進し、中期経営計画の重点施策の一つであるモダナイゼーションの推進を加速します。また、産業分野など様々な業種への展開を図り、国内での導入を促進する予定です。
ソース ヤフー