三菱重工業株式会社(以下、三菱重工)のパワーソリューションブランドである三菱パワー(Mitsubishi Power, Ltd.(三菱重工業株式会社(以下、三菱重工)は、斗山エナビリティ株式会社(以下、Doosan Enerbility Co.契約は2025年8月に締結されました。
設計容量115万5,000kWのオーモン4発電所は、ベトナム国営産業エネルギーグループ(Petrovietnam)が開発し、韓国の斗山エナビリティ社(Doosan Enerbility)とベトナムのパワーエンジニアリングコンサルティングジョイントストックカンパニー2(PECC2)のコンソーシアムがEPC(設計・調達・建設)を受注しました。三菱電機は、世界最高効率の大型ガスタービンとして知られ、複合サイクル効率64%以上、300万時間の運転実績と信頼性を有するJACガスタービン2基をベトナムで初めて納入します。
8月下旬、南ベトナムのカントーで起工式が行われ、2028年の完成を予定しています。
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オモン4はメコンデルタに安定した電力を供給し、ペトロベトナムの設備容量を9,300MW以上、ベトナムの全国電力系統の約10%に相当します。このプロジェクトは、ベトナムのエネルギー安全保障を強化し、同国のエネルギー転換を加速させるために計画された国家的優先事項である、ブロックB-オーモンガス・ツー・パワープロジェクトチェーンの一部です。
三菱パワーアジア・パシフィック社CEO兼マネージング・ディレクターの音戸明宏は、次のように述べています。この重要な発電所に当社の最新鋭JACガスタービンが貢献できることを光栄に思います。アジア全域での実績に基づいて、パートナーと協力しながら、オーモン4向けに世界クラスの信頼性と性能をお届けすることをお約束します。"
三菱電機は、ベトナムのエネルギーミックスの多様化、石炭依存度の低減、天然ガスおよび再生可能エネルギーの拡大を目指す電力開発計画第8次計画(PDP8)への支援を強化します。また、本プロジェクトは、2050年までにネット・ゼロ・エミッションを達成するというベトナムの国家目標にも貢献します。
三菱パワー 当社は、信頼性の高い電力を供給し、国のエネルギーシステムを強化し、ベトナムおよびアジア太平洋地域の持続可能な経済成長を支援するため、業界をリードするガスタービン技術の発展に引き続き取り組んでいきます。
ソース 三菱重工

