エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、このたび、抗悪性腫瘍剤EZH2阻害剤「タゼメトスタット臭化水素酸塩」(一般名、製品名「タズベリック®錠200mg」、以下「タゼメトスタット」)について、化学療法施行後に進行した切除不能なINI1陰性上皮肉腫を効能・効果として、厚生労働省より希少疾病用医薬品の指定を受けたと発表しました。
上皮肉腫は軟部肉腫の一種であり、軟部肉腫全体の約1%を占めると推定される希少がんです。治療の選択肢は限られており、アンメット・メディカル・ニーズは非常に高い。
タゼメトスタットは、再発又は難治性のEZH2遺伝子変異陽性の濾胞性リンパ腫(標準治療が適用できない場合に限る)を適応症として、2021年6月に日本で承認されました。化学療法後に進行したINI1陰性の切除不能な上皮肉腫に対しては、タゼメトスタットの第Ⅱ相医師主導治験(A Phase II Trial of Tazemetostat for Patients with Unreresectable or Metastatic Epithelioid Sarcoma:現在、国立がん研究センター中央病院が主導するTAZETTA試験)が進行中です。
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エーザイ は、がん領域を重点領域のひとつと位置づけ、がんの治癒を目指した画期的な新治療法の開発に取り組んでいます。私たちは、世界中のがん患者さん、そのご家族、医療従事者の多様なニーズに応え、患者さんに提供されるベネフィットの向上に努めていきます。
ソース エーザイ
					
							
							
			
                               
                             
