株式会社メドレーは、医療機関と患者・生活者をつなぐ次世代医療プラットフォーム「MEDLEY AI CLOUD」において、調剤製品「メディクス」の新たな「AIアシスト機能」を開発し、順次提供を開始します。
AIを活用した調剤薬局のデジタルトランスフォーメーションを推進することで、多くの薬剤師が抱える業務上の課題を解決し、業務の効率化を図るとともに、薬局を利用する患者さんのエクスペリエンスの向上を目指します。
医療・ヘルスケアの人材不足が深刻化する中、日本の医療現場ではデジタルトランスフォーメーションの推進などによる業務効率化が喫緊の課題となっています。
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また、2022年の調剤報酬改定では、薬局における対人関係の評価が拡大されることから、調剤薬局は調剤の専門性を生かしたコミュニケーションを通じて患者の健康を支える「かかりつけ薬局」として、地域医療の一翼を担うことが期待されています。
が最近実施した調査*1では メドレー 調剤薬局に勤務する薬剤師を対象に、調剤業務や対人業務に課題を感じている薬剤師は80%を超え、半数近くの薬剤師が「患者さんとの面談時に確認すべき事項を効果的に伝えられなかったり、聞き漏らす恐れがあることがある(56.1%)」、「処方内容の薬学的分析や考察を自分自身で適切に行えなかったり、即座に分析・判断できないことがある(50.7%)」、「薬歴の作成に時間がかかる(49.2%)」など。
また、対人業務に関しては、薬剤師の知識や経験にばらつきがあり、半数以上の薬剤師が「患者さんに一貫した質の高い医療を提供できていない」と感じています。勤続年数にかかわらず、服薬指導を行う際に「分析・評価・重要ポイントの抽出に時間がかかりすぎる」ことが多くの薬剤師に問題視されており、その結果、患者さんの待ち時間が長くなっています。
また、半数近くの薬剤師が、ポリファーマシーによる副作用リスクの確認や、問診を含めた患者からの必要な情報取得をサポートする調剤薬局向けのシステムを望んでいることがわかりました。多くの薬剤師が、デジタル変革によって専門性の高い業務を効率化しつつ、勤続年数や経験に関わらず、一貫した質の患者体験を提供したいと考えていることがわかりました。
メディックスでは、こうした現場のニーズを踏まえ、調剤業務の中で最も手間のかかる部分を効率化するAI支援機能を開発し、順次展開していきます。その結果、薬剤師の業務負担を軽減するだけでなく、専門知識を発揮しやすくなり、繁忙期や調剤薬局勤務経験の浅い薬剤師でも、スムーズで安定した品質の対人サービスを提供できるようになります。
ソース PRタイムズ
					
							
							
			
                               
                             
