国際物流の高度化」をビジョンに掲げるシッピオ株式会社は、インボイスやパッキングリストなどの貿易書類のAI-OCR機能の提供を開始しました。昨年提供を開始した船荷証券(B/L)のAI-OCR機能に続き、対応ドキュメントを拡大することで、貿易業務の効率化と正確性をさらに向上させます。
インボイス・パッキングリストAI-OCR機能開発の背景
国際物流では、さまざまな貿易書類が関係者間でやり取りされます。そのほとんどが紙やPDFの文書であるため、文書情報を手作業でシステムに入力・チェックする手間は、貿易担当者の大きな負担となっています。
Shippioは、2025年4月よりB/L(船荷証券)のAI-OCR機能を提供してまいりましたが、この度、インボイス(※1)、パッキングリスト(※2)の2つの重要な貿易文書にもAI-OCR機能を拡張しました。本機能は、ShippioクラウドにアップロードされたPDF文書をAI-OCR技術で読み取り、情報を抽出・転記するものです。貿易書類は発行元によってフォーマットが異なるため、読み取り精度を保証することは非常に困難です。しかし、自社フォワーディングサービスでの実務経験から得た知見に基づき、改良を重ねることで、「Shippioクラウド」での読み取り精度を向上させました、 シッピオ フォワーディングでは、主要項目で97%以上の読み取り精度を達成しました。
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自動計算機能、一括コピー機能で効率アップ、ミス削減
また、AI-OCRを利用して書類をスキャンすると、商品の価格や数量を自動計算する機能を搭載。
各アイテムの合計価格と数量を自動的に計算する横計算機能
全商品の合計価格と合計数量を自動計算する縦計算機能
また、パッキングリストにAI-OCRを活用することで、入庫貨物の電子化が可能となり、在庫計算の効率化と正確性の向上につながります。
ソース PRタイムズ

