GMOインターネットグループのGMOサイバーセキュリティ株式会社は、「サイバーレジリエンス法(CRA)準備評価ツール」の提供を開始しました。本ツールは、EUの新たなサイバーセキュリティ規制への対応を支援するものです。2025年6月19日より本ツールを利用することで、企業はCRAへの対応状況を簡単に確認することができます。これにより、規制への対応に向けた第一歩を容易に踏み出すことができます。
このツールは、同社の「CRA コンプライアンス支援サービス」の一部です。組織がギャップを発見し、将来のCRA要件に備えるのに役立ちます。EUサイバーレジリエンス法は2024年10月にスタートします。これは、デジタル製品メーカーにサイバーセキュリティ規則に従うことを求めるものです。欧州で販売するには、製品にCEマークが必要です。
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CRAの完全施行は2027年12月から。しかし、脆弱性とインシデント報告の義務化は2026年9月から。欧州標準化委員会は明確な基準を設定していません。このため、多くの企業は次のステップについて確信が持てずにいます。 GMOサイバーセキュリティのツールは、製造業者が不確実性に対処するのに役立ちます。サイバーセキュリティ態勢を評価し、強化するための明確な出発点を提供します。