株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)と、米国カリフォルニア州に本社を置くDittoLive Incorporatedは、Dittoのインターネットに依存しない最先端のデータ同期技術を日本市場に導入するための戦略的パートナーシップを締結しました。本契約に基づき、IIJは国内ライセンス販売、導入支援、マーケティングを行い、Dittoは製品情報と技術支援を提供します。
Dittoの技術により、デバイスはリアルタイムで会話し、データを共有することができます。Bluetooth、Wi-Fi、LANなどのローカルネットワーク上で動作します。インターネットに接続できない環境でも利用できます。このソフトウェアは、iOS、Android、Windows など、複数のオペレーティングシステムに対応しています。Dittoを搭載したデバイスはメッシュネットワークを構築します。クラウドサーバーを使わずに、最適な通信経路を見つけ、データを同期します。インターネットがつながれば、オフラインで編集したデータも自動的に同期されます。
Ditto は現在、重要な用途で使用されています。航空乗務員用の機内ツールや、レストランでのPOSシステムなどです。公共安全、物流、小売、エンターテイメントなど、需要の高い分野での利用が検討されています。これらの業界では、信頼性の高い接続が必要です。リアルタイムのデータ共有と常時通信が必要です。これは、ネットワークが停止している間でも極めて重要です。
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IIJは "データ駆動型社会 "の実現を目指しています。データを使って複雑な社会問題に取り組むのです。このビジョンを達成するためには、データ生成主体とクラウド間の継続的な接続が必要です。IIJは長年にわたり、光ファイバー、専用線、ブロードバンド回線、LoRaWAN®、プライベートLTE、ローカル5G、Wi-Fi HaLow™などのモバイル・無線技術を通じて提供されるインターネット・サービスを通じて、このような接続性をサポートしてきました。
しかし、 アイアイジェイ IIJでは、インターネットに接続されていない環境でのデータサイロ化を防ぐため、Dittoのインターネットに依存しない通信・同期技術に注目しています。IIJは、このような断絶環境がデータサイロ化することを防ぐため、Dittoのインターネットに依存しない通信・同期技術に注目しています。今回の提携により、IIJは接続環境と非接続環境の両方からデータを取り込む実用的なユースケースを模索・開発し、真にレジリエントなデータ駆動型社会の実現を目指します。